【デザイン・設計】BJFE

今や伝説のエフェクトビルダー、Bjorn Juhlの制作するエフェクトは、そのサウンドから多くのプレイヤーを驚かせてきました。独自の回路から生み出されるそのサウンドはそれまでのエフェクターの概念を覆し、世界中から今も高く支持され続けています。

Bjorn Juhl(BJF)は、BJFEをスタートする前から自身のためのエフェクターを制作してきました。
BJFが初めてエレキギターを購入したとき、アンプを持っていなかったので、自宅にあったラジオをギターの音が出るように改造しました。まだインターネットもなかった時代、ギター機材に関する情報は非常に少なく、BJFは当時のストックホルムで得られる情報をすべて集め、多くの人に会って様々な知識を得ました。
ストックホルムの老舗ミュージックストアではギターテックとして働き、多くのギターのフレットワークやセットアップを行いました。その後、ファズやブースターが内蔵されたギターを購入しますが、その品質に満足できず、エフェクト部分を分解して様々な修正を行いました。

1981年に初めてギター用エフェクターを制作しました。
その後、地元北欧の世界的な楽器メーカーでベースアンプの開発を行いました。

1999年、BJFはアンプのリペアショップを始めます。そこではギターアンプからシンセサイザーまであらゆる種類の機材のリペアを行いました。他のショップでは修理不能とされた機器のリペアも行い、評判となります。
ストックホルムで行われたギターショウに3つのエフェクターを展示し、そのサウンドの良さがエフェクターを世界に販売するきっかけとなりました。

2000年、BJFはBJFEを設立します。BJFEはBJ Forstarkarelektronikの略称で、最初期に制作されたものにはこの文字を見ることができるものもあります。